家を買う時に保険の見直しをした方がいい理由

こんにちは、ルビリナです

以前保険の考え方の記事でもご紹介しましたが、保険は定期的に見直しをした方がいいです

家計の代表的な固定費」である保険を定期的に見直すことは、ゆとりのある生活に直結するからです

今回は、その中でも家を買うタイミングで保険を見直しをした方がいい理由についてご説明させて頂きます

保険の見直しについては、別記事で実際に私が体験した内容をご紹介しております

【関連記事】保険の考え方について

【関連記事】保険の見直しについて

~家を買う時に保険を見直すべき理由~

  1. 保険の加入時に団信(団体信用生命保険)に加入するから
  2. 団信加入時に特約を付けることがあるから
  3. 必要な保険金の金額が変わるから
  4. 住宅ローンが始まり、家計の負担が増える可能性があるから

保険の加入時に団信(団体信用生命保険)に加入するから

住宅ローンを組むときに必須条件として、「団信(団体信用生命保険)」への加入をします

この団信へ加入することで、住宅ローンを借りる人が亡くなった場合や、余命宣告をされた際には住宅ローンがなくなります

銀行としても、家主が無くなったら住宅ローンの返済が滞る可能性が高いため、団信へ加入させて住宅ローンを回収できるようにするわけです

このため、銀行、個人双方にとってメリットのある保険と言えます

最近の団信では、医療保険と同じように「入院した際に1日〇〇円支給」等の保証がついている場合があります

申し込みをする団信に上記の内容がついている場合は、医療保険が不要になるかもしれません

団信に、入院費用のベッド代が1日1万円の保証がついている場合、今入っている医療保険にはベッド代は不要となり、保険料を減らすことができます

団信加入時に特約を付けることがあるから

団信加入時に、

  • がん団信
  • 三大疾病付き団信
  • 八大疾病付き団信

など、特約を付けれます

特約というのは、別途月額費用を付けて補償を厚くするオプションのようなものです

無料で付けれる特約もありますし、住宅ローンの金利に上乗せされる場合もあります

がん団信については、年齢が40歳以下であれば、無料で特約を付けることができるケースが多いです

がん団信とは、簡単に言えば

がんになったとき、住宅ローンが無くなる

という特約です

がん団信は10年以上前からある団信の特約なのですが、結構適応になるケースが多いようです

その結果、最近では上乗せ金利でしか対応できなくなってきたり、保障となる条件が厳しくするなど変更が加えられる傾向にあります

このため、がん団信を申し込む際には事前に適応条件を確認してから判断しましょう

また、三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)や八大疾病(三大疾病+高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)といった特約も基本的には同じです

三大疾病については0.25%、八大疾病については、0.3%ほど住宅ローン金利に上乗せがされます

例えば、

3,500万円、変動金利0.675%で住宅ローンを借りる場合、毎月返済は93,587円です

ここに三大疾病の特約を付けると、変動金利が0.925%となり、毎月返済は97,581円(プラス3,994円)となります

なんだ、そのくらいの保険料で済むのか

と考えた人、ちょっと待ってください

この保険料は35年間続きます

すると、払う総額の保険料は、

3,994円 × 12か月 × 35年 = 1,677,480円

となります

基本的に住宅ローンを完済しなければ団信には入り続けるため、繰り上げ返済をするなどしない限りは必ず払うことになるお金です

この額に納得される場合は特約を付けても問題ないと思います

理解しなければいけないのは、

特約を付けることでどんな時に住宅ローンが無くなるのか、そのために幾らの保険料を払うことになっているのか

です

必要な保険金の金額が変わるから

住宅を購入したということは、賃貸の時とは違い土地と言う資産を手に入れています

「保険の考え方」の記事でもご紹介しましたが、いくらのお金を配偶者に残せばいいかによって保険金額は決まります

何百万、何千万円の土地と言う資産を手に入れた後で、死亡保険金が同じでいいということはありません

少なくとも減らしてもよいかと思います

十分な貯金があれば、すぐに家を手放すこともありませんし、将来的に売れば現金も得られます

余談ですが、日本の場合、建物が20年を超えているものは価値が付きません

これは日本独特の文化のようなものです

海外では中古物件が主流であるため、築50年くらいの中古物件でも普通に市場に出回りますし、そこに住むのが一般的です

日本の場合は作ってはまた新しく建てることを繰り返していますね

住宅ローンが始まり、家計の負担が増える可能性があるから

最後は純粋に住宅ローンで家計の負担が増えるため、保険料の見直しをすることで家計の負担を減らすためです

これまでの説明の中でも出ておりますが、団信に加入することで既存の保険と重複する部分が発生する可能性が出てきます

この点を見直すことで既存の保険の保険料を少なくし、家計への負担を減らします

保険料は固定費です

保険の見直しは正直よくわからないことに手を付けるので大変です

ですが、1度の手間をすることで、節約をすることなく、確実に貯金をすることができるようになります

これが固定費の見直しのすごいところですね

自分で保険内容の見直しをするのは難しいので、プロに見てもらうのが楽です

ただし、中立な立場の人に相談しなければ、相手にとって都合のいい保険を案内されてしまいますので注意して下さいね

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