【家計応援】初期投資1,906円のリアルな原価を1円単位で監査!第1回・家庭菜園の損益決算書をガチ発表

初期投資1,906円に対する1か月間で費用計上すべきお金の説明

こんにちは!「菜園バンク」運営者のルビリナです。

前回の連載では、15日間の長期据置期間(ホールド)を経て、気難しい人参の種が12粒中9粒発芽(発芽率75%)という手堅い利益確定(発芽成功)を果たし、我が家の秋野菜4大ポートフォリオが100%出揃った様子をお届けしました。

さて、すべての野菜たちが無事に発芽、庭のメイン農場(特製・熟成鶏糞土)への定植し、第一段階である「仕込み・初期投資フェーズ」が100点満点でコンプリートしました。

ここで、世の中の一般的な園芸ブログなら、

「みんな大きくなって良かったね!」

で終わるところですが……

当ブログは「おカネのプロがガチで計算する菜園マネープラン」です。

ここで終わっては元銀行員の名がすたります。

今回は、ここまでに集めた資材、使った土や肥料の量、ネームプレートなどの固定資産を1円・1グラム単位まで徹底的に分解・監査した、

第1回・菜園バンク 家庭菜園月次決算報告書(P/L・B/S)

をWEB上でついに初解禁します!

「初期投資に1,906円使った。じゃあ、今月の本当の原価(赤字)はいくらなの?」

「家庭菜園って本当に家計の節約になるの?」

という、誰もが抱く疑問に対して、日本一ロジカルな数字の答えを証明します!

「ルビリナさん、ついに僕たちの初めての『月次決算』の発表ナリね!毎日一生懸命お水をあげて投資を続けてきたナリけど、僕たちの菜園バンクは今、黒字ナリか?それとも大赤字で倒産寸前ナリか!?(ドキドキ)」

「ふふ、ツッチー慌てないで。結論から言うと、今月は売上(収穫)がまだゼロだから、会計上は『完全な赤字決算』だ。でもね、おカネのプロの視点で見ると、この赤字はビジネスの立ち上げ期と全く同じ『健全な先行投資』なんだ。なぜ今月の赤字が驚くほど少額に抑えられているのか、その秘密を簿記の『減価償却(げんかしょうきゃく)』という魔法を使って解説するね!」

1. なぜ今月は「収入(売上)0円」で大正解なのか?家庭菜園の「研究開発期間」

まず、記念すべき第1回の月次決算において、我が家の菜園バンクの売上高(収入)」は、1円の狂いもなく「0円」です。

家計の食費削減を目指してスタートしたのに、売上が0円と聞くと

「やっぱり家庭菜園なんておカネの無駄じゃないか」

「家庭菜園は「趣味」として楽しむもの」

と思われるかもしれません。

しかし、財務の監査目線で見れば、この「収入0円期」こそが最も正常で、かつ未来の特大リターンを生み出すための仕込み(研究開発期間)なのです。

野菜たちは今、ベランダや庭という名の工場で、太陽の光(無料のインフラ資本)を浴びながら、未来の資産(美味しい野菜)をスクスクと製造している真っ最中。


会社を立ち上げたばかりの社長さんが、工場を建てて製品を作っている間は売上が立たないのと同じで、現在は一時的な赤字になっていて当然のフェーズなのです。

問題は、目先の売上ではなく

今月、実際にどれだけのコスト(費用)が発生したか

です。おカネのプロがエディターに電卓を叩き込んで算出した、驚きの原価計算シートをいよいよ公開します!

2. 【1円単位の監査】おカネのプロが作った「第1回・菜園原価計算書」を初解禁!

我が家が秋の菜園をスタートするために、ホームセンター(カインズ)と100均(セリア・ダイソー)で仕入れた資材の総額(初期投資)は1,906円でした。

しかし、この1,906円を「今月の生活費(コスト)」として一気に家計簿に計上してはいけません。

なぜなら、支柱や防虫ネット、余った肥料や種は、来月も再来月も、下手をすれば来年以降も使い続けられる「固定資産」だからです。

元銀行員として、資材を

今月使った分の原価(個別原価)」と

1年かけて少しずつ費用にしていく共通原価(減価償却費)

に厳密に分けた、公式決算データがこちらです!

このエクセルシートの数字の根っこを、読者の皆様のために分かりやすく分解して解説します。

① 各野菜が直接負担する「個別原価(当月消費分)」

今月、苗が育つために「実際に土から吸い上げられて消えていった」リアルな原価の塊です。

  • 使用した苦土石灰(約500g:64円(各野菜辺り16円)
  • 当月消費した発酵鶏糞の原価(約1.5kg):約16円(各野菜辺り4円)
  • 仕込んだ種の原価(人参・小松菜・大根・水菜):31円・2円・44円・1円
  • 使用した資材(人参・小松菜の12連ポット):74円(2つの野菜で負担し1つ辺り37円)

どれだけ種袋や肥料の袋を大きく買っても、今月プランターの中に投入した「使ったグラム数」だけで原価を計算するのが、菜園バンク流の厳格なコスト管理です。

② 1年かけて回収する「共通原価(今月の減価償却費:計64.17円)」

防虫ネット(不織布シート)、U型支柱、プラピン、フラワータグなどの道具類。

これらは「今月一瞬で使い捨てる消耗品」ではなく、1年間(12ヶ月)にわたって我が家の菜園を守り続ける頼もしい設備(固定資産)です。

そのため、道具類の総額を耐用年数(12ヶ月)で割り算し、今月分の負担として算出した「月間償却額」の合計は、たったの【 64.16円となりました!

「な、なるほどナリ〜!1,906円のお財布からお金が出ていったから、今月は1,906円の大赤字かと思って絶望していたナリけど、会計のルールで計算すると、今月本当に減った分のコストは『個別原価 + 償却費64円』の、わずか数百円だけナリね!これなら家計へのダメージは実質ほぼゼロナリ!」

本来の企業会計では10万円未満の商品は全て「消耗品」として一括で費用処理するけど、ここは家庭菜園の温度感に合わせの減価償却としているよ!

3. 貸借対照表(B/S)で見る!ベランダに眠る「見えない緑の純資産」

では、発生したコストの代わりに、我が家のベランダには今、どれだけの「資産」が残されているのでしょうか。


企業の財産状態を表す貸借対照表(バランスシート:B/S)の目線で、現在の菜園バンクの保有資産を棚卸し(カウント)してみましょう。

  • 【流動資産(すぐ使える予備資本)】
      • 袋の中に大量に残っている、小松菜・水菜・大根・人参の「収益を生む種」
      • 物置に14kg以上残っている、カインズの「潤沢な発酵鶏糞ストック」

  • 【固定資産(減価償却中の強固なインフラ)】
      • 11ヶ月の寿命(価値)を綺麗に残している、フラワータグや防虫セキュリティネット

  • 【未来の収益源(成長中の野菜株)】
    • 庭のメイン農場で苦戦中の【水菜】
    • 10日目の奇跡のゼロから大復活を遂げた不屈株【小松菜】
    • 遅れてきた期待の大型新人【大根】
    • 12粒中8粒が手堅く発芽し、可愛い葉を広げた長期ホールド株【人参】

財布から出ていったお金は、消えてなくなったのではなく、庭で「形を変えて、未来の食費を削減してくれる『緑の純資産』として100%健全にプールされている」ということがお分かりいただけると思います。

「本当ナリ!土の中やネットの中には、僕たちがこれから美味しく食べるための『お宝(野菜資産)』がどんどんチャージされているナリね!帳簿の数字(赤字)だけを見てパニックになっちゃダメナリね〜」

4. 【未来予測】収穫(売上)が始まったら「みなし売上」で一気に大黒字へ!

  • 水菜や小松菜を1パック収穫した!(スーパーで買えば1パック167円相当)
    「本日の売上高:167円(家計の食費削減効果)」としてプラス計上!
  • 大根を1本収穫した!(スーパーで買えば1本250円相当)
    「本日の売上高:250円」としてプラス計上!

今後、水菜の間引き菜(ベビーリーフ)の収穫が始まり、本収穫へとフェーズが進むと、毎月「わずか数十円〜数百円」しか発生しない原価(コスト)に対して、1回あたり「100円〜250円」の売上利益がドサドサと毎日のように舞い込んでくるようになります。

そうなれば、現在の赤字チャートは一気に急垂直で反転し、初期投資の1,906円をあっという間に回収して「純利益(完全なる不労所得状態)」を生み出し続ける、我が家だけの最強のプライベート・ファンドへと進化するのです!

5. まとめ & 次回から「運用メンテナンスフェーズ(追肥)と次なる運用準備」へ突入!

記念すべき第1回の「菜園バンク・月次決算報告」はいかがでしたでしょうか?

数字を厳密に監査してみた結果、

「家庭菜園の初期費用は、一瞬の赤字ではなく1年かけて少しずつ回収していく超ローリスクな健全投資である」

ということが、簿記のロジックで100%証明されました。

目先の「1,906円の出費」に捉われて一喜一憂せず、裏側にある減価償却費(64円)の身軽さを味方につけて、ドンと構えて野菜の成長を待つ。

これこそがおカネのプロが実践する、正しい家庭菜園の向き合い方です。

さて、すべての決算を美しく整理し終えたところで、私たちの農場は次なるステージへとコマを進めます。

次回は、メイン農場でいよいよ葉っぱを重ね始めた野菜たちの

「【資本配分の最適化】成長のチャートをさらに加速させる、初めての『追肥(ついひ)』と次の売上に向けた準備」

をお送りします!


ぜひ、ご自身の家計簿の電卓をパチパチ叩きながら、次回の進展を楽しみにしていてくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。