こんにちは!「菜園バンク」運営者のルビリナです。
前回の記事では、大根・人参・小松菜・水菜をスタートさせるための初期投資(1,906円)のリアルな領収書と収支表を公開しました。
今回は、いよいよ実際に手を動かす「実践編」です!
ホームセンター「カインズ」で厳選して仕入れてきた高コスパ肥料を使った土づくりの手順と、100均資材に「家にあるゴミ(廃材)」を掛け合わせて仕入れ値を究極まで削る種まきの裏ワザを、リアルな写真付きで実況解説します!
「ルビリナさん、ついに泥にまみれる実践スタートナリね!おカネのプロが選んだカインズの肥料、コスパが凄すぎて僕もビックリしたナリ!」
カインズの激安資材で土壌改良!高利回りを生む土づくり
野菜を育てる「土」は、ブログでいうところのサーバーやドメインのような最重要インフラです。
今回はカインズで仕入れた2つの強力な助っ人を使います。
それが、「苦土石灰」と「鶏糞」です
それぞれの役割はこんな感じです
- 苦土石灰(くどせっかい)
土の中の酸と反応して中和してくれます。この結果土壌のPHを5.5-7程度にすることが出来ます。このくらいのPHが野菜にとっては快適な数値となります。
目安として、1㎡辺り100g(男性の手ですくえる量は60gほど)です。 - 発酵鶏糞(はっこうけいふん)
家庭菜園で大切な、「窒素、リン酸、カリウム」のバランスよく含んでいます。要するに元肥として優秀ということです。
植え付け2週間ほど前に土に混ぜ込んでおけばOKです。元肥として使う場合は1㎡辺り200-500gとされています。
「苦土石灰」と「発酵鶏糞」は一緒に混ぜるのはよくないナリか?
そうなんだ。2つを一緒に混ぜるとアンモニアガスが発生してしまい、肥料としての効果が薄れる結果となってしまうよ。
順番としては「苦土石灰⇒発酵鶏糞」にして、1週間くらい間隔をあけた方がいいね
このため、前回庭の土を耕していた時に苦土石灰を撒いておきました。
ご家庭で行う時も
- 土日に土を耕す
- 平日は仕事を頑張る
- 次の土日に鶏糞を土に混ぜる
といった感じでいいかと思います。
ちなみに、鶏糞には「乾燥鶏糞」「発酵鶏糞」「炭化鶏糞」の3種類があります。
それぞれの特徴を押さえておきましょう
臭いがきつく、元肥として利用するのが一般的です。使う場合も土とよく混ぜてから1か月ほど時間を空ける必要があります。肥料としての効果は高い。
・発酵鶏糞
乾燥鶏糞ほど臭いがないため追肥としても使用できる。乾燥鶏糞より若干窒素成分が少なくなりますが、リン酸とカリウムがしっかり入っているので効果は期待できます。苗を植える1か月から2週間前に土と混ぜます。
・炭化鶏糞
乾燥鶏糞を完全に炭化させたもの。このため、臭いはなく虫なども寄ってくることはありません。乾燥鶏糞、発酵鶏糞よりも肥料としての効果は少なくなります。苗を植える1か月から1週間前に土と混ぜます。
この記事を執筆中の段階ではまだ苦土石灰を撒いてから1週間たっていないため、鶏糞を撒くことが出来ません。
こういう待ち時間に苗の準備をしましょう
ここで登場するのが、前回購入した「紙ポット角形12個連結」だよ
「セリアの連結ポット、110円なのにすごく使いやすそうナリ!でもルビリナさん、大根・人参・小松菜・水菜を全部育てるには、ちょっと足りないかもナリ…。もう1個買いに走るナリか?」
「ふふふ、ツッチー慌てないで。追加でもう100円払って買い足すなんて、おカネのプロとしては許されないよ(笑)。ここで、前回の記事で予告した『仕入れ値完全0円の追加ポット』の秘密兵器の登場だ!」
秘密兵器!新聞紙と紙パックで「0円手作りポット」を量産
そこで用意したのが、どこの家庭でも毎日必ずゴミとして捨てられてしまう「新聞紙」と「紙パック」です。
実はこれ、材料さえあれば1個作るのに1分くらいでできてしまいます!
ゴミを再利用しているので仕入れ値は完全ゼロ。
さらに最大のメリットは、紙でできているため「苗が育ったらポットごとそのままプランターの土に植えられる」という点です。
具体的な作り方は別の記事にご説明させて頂きます。
ここでは完成したポットをお披露目です

まだ土を入れる前ですが、こんな感じにできました。
紙パックの中に新聞紙で作ったポットを入れてあります。
市販のプラスチック製ポットだと、植え替えるときに根を傷つけて野菜が弱ってしまうリスク(=投資の失敗リスク)がありますが、これなら根を完全に守ったまま安全に資産(苗)を移行できます!
セリアのポットには人参と小松菜を、この「0円手作りポット」には大根と水菜をまいて、徹底的にコストを浮かせていきます。
ちなみに、野菜の種類によって種から目を出す(発芽)するときに太陽の光が必要な種と、そうでない種があります。
人参や小松菜は太陽が必要な種で、大根や水菜は太陽の光が不要な種です。
このため、手作りポットの方に大根と水菜の種を植えて、太陽の光が余り当たらないように紙パックで覆っているというわけですね
ポットで分ける際もこの辺りのことを意識しておくと発芽率が良くなりそうですね。
命の種まき!霧吹きで優しく水分補給
土を詰めたセリアのポットと手作りポットに、いよいよダイソーで仕入れた「よりどり2個110円」の種をまいていきます。

「と、その前に、ダイソーの種にはいったいどのくらいの量入ってるのか気になるね」
「パッケージの後ろに容量は記載されてるナリよ?」
「百聞は一見に如かず、実際に調べてみようか!」
まず、パッケージ記載の容量はこんな感じです

- 大根:0.3ml
- 人参:0.2ml
- 水菜:4ml
- 小松菜:5ml
大体だけど、1mlと1gは同じです。
実際に重さを量ってみました。

…すみません、0g以下が量れないようです
水菜、小松菜に関しては記載容量よりも少ないという結果に。
たまたま、なのか実際はこのくらいの差はつきものなのかはもっと種を買ってみないとはっきりしませんね。
ちなみに、種の数も数えてみました。
これまでの結果をまとめるとこんな感じです
| 種類 | 記載容量(ml) | 実際容量(ml) | 種の数 |
| 大根 | 0.3 | 0 | 10 |
| 人参 | 0.2 | 0 | 42 |
| 小松菜 | 5.0 | 3.0 | 1,114 |
| 水菜 | 4.0 | 3.0 | 1,217 |
発芽率が人参以外は85%だから、黒字化させるためには「小松菜」、「水菜」はやっぱりポイントになりそうだね。
大根に関しては10粒しか入っていなかったので、利益率を高めようとするには発芽を良くしないといけないね

小さな種の上にうっすらと土をかけ、種が流れてしまわないように優しく霧吹きで水をたっぷりと含ませました。
大根、人参はポットに1粒ずつ入れ、小松菜、水菜は2粒ずつ入れてあります。
銀行員時代、多くの投資先を見てきましたが、すべての大きな利益はこうした「小さな種まき」から始まります。
ここからは毎日、水分という名の「適切な管理(メンテナンス)」を続け、発芽という名の「最初の配当」をじっくり待ちたいと思います。
「種まき完了ナリ!ただのゴミだったものが、立派な苗の保育園になったナリね。早く元気な緑の芽が見たいナリ!僕も毎日庭を見回るナリよ!」
今回紹介した新聞紙と紙パック以外にも「トイレットペーパーの芯」を使ったポットなんかもあるから試してみたいね
具体的には、ジップロックなど、密封できる袋に入れて冷蔵庫で保管します。
「野菜の種だから、野菜室でいいか」
と思うかもしれませんが、これはNG
理由はというと、
「野菜室の方が冷蔵庫より若干温度が高いから」
体感ではわかりませんが、野菜の世界はまだまだ奥が深くて面白いですね

次回、感動の瞬間?「発芽率の発表」と家庭菜園に試練が…!
土の準備は後日発酵鶏糞を撒いて土を柔らかくし苗を植えられる準備をします。
その間に種から苗をしっかり育てて、待ちたいと思います。
ここまでに使ったおカネは、前回の初期投資(1,906円)のままでしっかりキープされています。余計な買い足しを防げたのは大きな一歩です!
次回は、「【実録】100均の種×0円手作りポットの発芽率は何%?家庭菜園に早くも最初の試練が…!」をお送りします。
また、今回お伝え出来なかった「新聞紙と紙パックで作る0円ポットの作り方」や「有機肥料と化学肥料」についてもご紹介していこうと思います。
果たして無事にすべての野菜が発芽して、私たちの投資は「芽」を出すことができるのでしょうか?
ぜひ、ツッチーの成長を一緒にハラハラしながら次回の更新を待っていてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。